新刊『いじめで子どもが壊れる前に』が、角川oneテーマ21(新書)として、10月10日に発売となります。この本は、いじめに関して常識となっているべきことを1冊にまとめたものです。
いじめかどうかの判断より、いじめにつながりうる行為を止めることが重要であること。
いじめをなくすことでなく、子どもを壊してしまうような深刻ないじめを激減させることが当面の目標であること。
過去のいじめ事件が多くの教訓を残しており、これらの教訓が共有されるべきこと。
「異質原理」にもとづいた学校づくり、社会づくりが必要であること。
学校が、呼吸をし、代謝をするように、外部とかかわって少しずつ変わっていく必要があること。
広報や危機管理という一般社会では当然のしくみが、学校にも必要であること。
授業を研究してきた立場、そしてメディアリテラシー教育やディベート教育に関わってきた立場だからこそ、これまでのいじめ関連書籍とは違う切り口でいじめについて論じることができたと考えています。
多くの方々にお読みいただき、深刻ないじめの激減を実現していきたいと考えています。