私の新しい著書が発売となりました。単著として、ちょうど10冊目の著書です。
2011年度から千葉大学附属中で学生たちとともに実施している授業「社会とつながる数学」の内容が、読み物として形になりました。丸善出版より『教科書を飛び出した数学』が発売です。
目次は以下の通りです。
1.音律とハーモニーの数学
2.次元を超えるトリックアート
3.素数と暗号
4.証明の起源から3D技術まで
5.虚数iが電気工学で使われる理由
6.最長片道切符と情報工学
7.負けにくい戦略とゲーム理論
8.統計を読み解く―視聴率から犯罪まで
縦書きで書かれており、面倒な数式をたどっていただく必要はありません。中高生にも大学生にも一般の方にも楽しんでいただける内容となっていると思います。
税別1300円と、中学生でも読んでもらいやすい価格にしていただくことができました。多くの方に読んでいただき、数学と社会との関連を眺めていただければ幸いです。