藤川大祐 授業づくりと教育研究のページ

藤川大祐のブログです。千葉大学教育学部教授(教育方法学、授業実践開発)。プロフィールは「このブログについて」をご覧ください。

研究会「発達障害児への情報モラル授業の実践検討」

以下の研究会を行います。皆様のご参加をお待ちしています。

第57回千葉授業づくり研究会

第20回メディアリテラシー教育研究会

第2回発達障害ユニバーサル授業研究会

発達障害児への情報モラル授業の実践検討」

~考えよう、ケータイセミナー@東京~

主催:

特定非営利活動法人 企業教育研究会

日本メディアリテラシー教育推進機構

就労支援推進ネットワーク

発達障害児支援アカンパニス

千葉大学教育学部授業実践開発研究室

静岡大学教育学部塩田研究室

発達障害者の子どもたちがいるクラスで、どのような授業をするのがよいか、

この課題は大きなものであり、答えが出ていないのが現実かと思います。答え

が出ない状況が長く続けば、不登校になる子どもたちも出てきて、二次被害

発生する状況であることも言うまでもありません。

そこで、現在の学校教育の授業を、「発達障害の方に理解できるような『ユ

ニバーサル授業』」へ改善できるよう、発達障害者の当事者の方と一緒に授業

を作っていきたいと考えております。

今回は、千葉授業づくり研究会・メディアリテラシー教育研究会・発達障害

ニバーサル授業研究会の合同開催で行います。情報教育の教材である「考えよ

う、ケータイ-情報モラル授業プログラム-」を取り上げます。

「考えよう、ケータイ-情報モラル授業プログラム-」は、ソフトバンク

バイル株式会社とNPO法人 企業教育研究会の共同プロジェクトです。主に学校

などの教育現場で、先生方に授業をしていただけるように構成されています。

当日は、この情報モラル授業の模擬授業実施し全体で意見交換を行います。

意見交換では、模擬授業が発達障害を持つ子どもたちに、この「情報モラル授

業プログラム」が「わかりやすい内容」であったか、発達障害者の当事者の方

と一緒に検討をしていきたいと考えております。「わかりづらい内容」があれ

ば、どこがわかりづらく、どう改善すればよいか深堀をして、改善のための情

報共有を行います。

ぜひ、発達障害者の支援を日々考えている保護者の方、学校関係者の方、福祉

施設の方、企業の方など、あらゆる分野の方のご参加をお待ちしております。

また、当事者の方の参加も大歓迎です。ぜひお越しいただき、一緒に発達障害

の子どもたちへの有効な授業について考えていきませんか。

■日 時:2010年1月23日(土)16:00~19:00(受付15:45~)

16:00-16:10 今日の研究会の趣旨説明

16:10-16:25 教材「考えよう、ケータイ」とソフトバンクモバイルの取り組み

16:25-17:10 模擬授業「考えよう、ケータイ」

17:10-17:30 休憩(名刺交換など)

17:30-17:40 授業者から模擬授業の内容説明

17:40-18:10 当事者・授業者へのインタビュー

18:10-18:50 全体でのフリートーク・意見交換

18:50-19:00 まとめ

■場 所:TKP大手町カンファレンスセンター  EASTホール1

東京メトロ千代田線・東西線半蔵門線丸ノ内線都営地下鉄三田線

大手町駅』(C10出口)徒歩1分・JR『東京駅』(丸の内北口)徒歩10分

内堀通り側に入口がございます

http://tkpotemachi.net/access/index.shtml

■模擬授業・インタービュー

コメンテーター:

高橋今日子さん(就労支援推進ネットワーク 理事)

共著

LD、ADHDアスペルガー症候群高機能自閉症の当事者達が書いた本

『こんなサポートがあれば!』

『こんなサポートがあれば!2』(共に梅永雄二編著 エンパワメント研究所)

『私たち、発達障害と生きています -出会い、そして再生へ-』(ぶどう社出版)

溝井英一朗さん

現在高校2年生。小学生時代は、発達障害の困難に苦しんでいたが、小学校4年

生の時にLDの告知を受け、それをキッカケにいろいろな支援を受けられるよう

になる。中学生になると「LDと上手に付き合う方法」を自分なりに考えるよう

になり学校生活を乗り切る。

■進 行:小林浩一(就労支援推進ネットワーク 理事長)

■定 員:100名(定員になり次第締め切ります)

■参加費:無料

★お申込み方法

申し込みフォームより申し込む

以下のURLよりお申し込みください。

http://u-jugyo.shuro-shien.net/?page_id=43