新型コロナウイルス禍でGIGAスクール構想が前倒しされ、昨年度末に全国ほとんどの地区で小中学校に児童生徒一人につき1台の情報端末が配布されました。2021年度はGIGAスクール構想1年前、まもなく年度末を迎えます。新聞記事では端末利用がなかなか進んでいないという指摘も見られますが、千葉市では研究協力校を中心に活用が進み、去る2月4日には千葉市教育センターで関連のシンポジウムが開かれ、研究協力校の豊富な実践報告が市内の教員の方々に共有されました。
私は今年度、千葉市教育センターの研究協力校会議で指導講師を努めさせていただき、年間を通して研究協力校の先生方とともにGIGAスクール環境での実践のあり方について検討を重ねてきました。2月4日のシンポジウムでも、講演をさせていただきました。
講演では、研究協力校の実践や千葉大学の附属学校の実践を踏まえ、「習うより慣れろ」という考え方、教員集団が楽しんで取り組むことの大切さ、デジタル・シティズンシップを目指すこと、そしてクラウドを活かした次の一歩についてお話をしました。
講演の資料を共有いたします。参考にしていただければ幸いです。